交通情報

日本から韓国へのフライトや現地の交通事情などをまとめています。

日本から韓国へ

韓国の空の玄関口は仁川国際空港です。港湾都市でもある仁川広域市の海を埋め立てて2001年にオープンし、アジア有数の国際空港として日本各地の空港へ直行便が就航しています。

 

仁川空港へのアクセスは空港鉄道やリムジンバスなどの交通機関でソウル市内から約1時間の距離にあります。

 

平昌冬季オリンピックの開催に合わせ2018年1月に第2ターミナルがオープンし、大韓航空など一部の航空会社は第2ターミナル発着となりました。


東京や大阪からはよりソウル市内に近いの金浦国際空港便もあり、金浦空港からソウル市内中心部までは約30分程度です。

仁川国際空港第2ターミナル
第2ターミナル出発ロビー

新潟から韓国へ

新潟から韓国へ行く場合は新潟国際空港から仁川国際空港への直行便を利用するのが一般的です。運行は大韓航空日本航空のコードシェア(共同運航)便です。新潟からの直行便は仁川国際空港第2ターミナル発着となります。


2025年現在のダイヤは午後に新潟空港を出発して夕方に韓国仁川空港へ到着、朝10時頃仁川空港を出発し正午に新潟空港到着する運行です。

 

新潟県内でも長岡市や上越市からは新幹線で東京へ向かい、成田空港羽田空港を利用する方法もあり、曜日や時間帯によっては新潟空港発着よりも利便性が高いでしょう。

大韓航空
新潟から韓国ソウル(仁川)への直行便

仁川空港から市内へ

仁川空港からソウル市内へ向かう方法は、空港鉄道、リムジンバス、タクシーなどがあります。空港鉄道は第1ターミナルは地下または連絡橋経由で交通センター(地下1階)、第2ターミナルは交通センター(地下1階)が乗り場となります。ソウル市内までの料金はおよそ5千ウォンです。

 

リムジンバスは第1ターミナルは到着フロア(1階)、第2ターミナルは交通センター(地下1階)から発車します。ソウル市内までの料金は1万~1万5千ウォン程度です。大型のスーツケースはトランクルームに収納することができるので、荷物が多く滞在先からバス停が近い場合はリムジンバスが便利です。

 

タクシーは第1ターミナル、第2ターミナルどちらも到着フロア(1階)にあります。ソウル市内までの料金はおよそ5万ウォン前後です。客引きをしているタクシーもいますが、相場料金よりも高い場合もありますので注意が必要です。

仁川空港第2ターミナル交通センター
仁川空港第2ターミナル交通センター

交通カード

日本のSuicaやPASMOのように使えるチャージ式の交通ICカードがT-moneyカードです。空港鉄道、地下鉄、バスやタクシー、各種支払いでも使える便利なカードです。カードの購入はコンビニ(空港内にもあります)や空港交通センターの自販機で可能で、残高が少なくなったら駅の券売機やコンビニでチャージ(韓国語では充填)出来ます。

 

地下鉄やバスを乗り継ぐ場合、交通カードを利用すれば乗り継ぎ割引(30分以内)が適用されます。また、最近は現金乗車が不可のバスもあるので、頻繁に公共交通機関を利用する場合はぜひ用意しておきたいカードです。

T-money
交通カードT-money

ソウル市内の交通

ソウル市内の公共交通機関は主に地下鉄とバスです。

 

地下鉄は1号線~9号線までの9路線があります。初乗り料金は1,400ウォン(現金1,500ウォン)で距離制料金です。切符は1回用のICカードで500ウォンの保証金と合わせて購入します。乗車後は改札を出てからICカードを回収機に入れると保証金が戻ります。


バスは青色の幹線バス、緑色の支線バスが主に市内を走っています。乗り方は日本とほぼ同じで初乗り料金は1,500ウォンでこちらも距離制料金です。現金で乗車する場合は車内ではお釣りや両替ができませんので、予め用意する必要があります。交通カードは乗車時と降車時にタッチします。バス路線はGoogle mapNaver mapで検索出来ます。

ソウルのバス
停留所と幹線バス

車は右側通行

韓国の交通ルールは日本と異なり、歩行者は左側通行、車は右側通行となります。また、車は交差点で赤信号でも右折可能です。大きな道路では左折禁止または矢印信号が出るまで待たなくてはなりません。

 

ソウル市内は交通量が多く交通事故も頻繁に発生しています。乱暴な運転の車もありますので、道路を歩く時や横断する時には十分注意しましょう。

車は右側通行
車は右側通行